まこと歯科クリニック

医院ブログ

2012年 02月
[ 2012.2.27(月) ]
 
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日曜日、私は昨年TBSで放送された
「これが世界のスーパードクター」という番組の「削らない歯科治療」で紹介された
“Doc’s BEST Cement”の講義・実習セミナーに参加してまいりました。
当然、講師は出演された小峰一雄先生です。
友人と共に3ヶ月前に申し込み、やっと受講のできた人気のあるセミナーで、
朝からやる気十分、期待に胸膨らませました。

実は小峰先生とは面識があり、大学の講座の大先輩。
昨年、忘年会でご一緒させて頂きました。
そして日曜日、久しぶりに再会致しましたが、その時の事を覚えていてくれました。
これは、朝から大興奮! 偉い先生に覚えて頂き、ありがたき幸せ!

講義の方は当然、友人ともども真剣に聞き、実習も真剣に行いました…?!(そのつもり)
セミナー後の懇親会にも参加させて頂き、多くの先生、メーカー関係の方と
お話ができ大変有意義な一日を過ごす事ができました。

皆様、近日中に“Doc’s BEST Cement”を提供できるよう用意しますので
興味の持たれた方、今しばらくお待ち下さい。

*写真は友人の実習風景です。まさに真剣そのもの!!!

院長。。
 
[ 2012.2.13(月) ]
 
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皆様、インフルエンザが猛威を振っておりますがいかがお過ごしでしょうか?
まこと歯科クリニックでも、患者様よりインフルエンザ罹患のため予約の変更が増えはじめました。
ただ、私を含めスタッフ一同、今の所問題なしです!

今回私は、土日の連休を利用し、妻と子供たちと共に箱根に行って参りました。
当然、目的は温泉です。
天気予報では「晴れ」とありましたが、箱根に着くなり、いきなりの「雪」。。
山の天気は解りません。一応、スタッドレスを履かせておりましたが、積るまでは降りませんでした(ホ〜ゥ(*^。^*))

「彫刻の森美術館」に立ち寄ってから旅館に向かいました。
連休でもあったせいか、あちこちでプチ渋滞発生。
ようやく旅館に着き、念願の温泉へ・・・

11ヶ月になる愛息子は、温泉初体験。
抱きかかえてゆっくりと入浴させてみましたが、
泣きもせず、気持ち良さそうに浸かっておりました。
私も久しぶりにゆっくりと羽を伸ばすことができ、満喫して参りました。

我が家の連休。温泉に浸かって、ゆっくり、のんびり過ごしました。
少しは風邪の予防にもなったかどうか・・・?

皆様も体調管理をしっかりと!
手洗いウガイは当然!可能な限り、ゆっくりと休息もお取り下さい。

院長。。
 
[ 2012.2.7(火) ]
 
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先日、患者さんから近所の八百屋で売っている「石焼き芋」を頂きました。
大きめの薩摩芋で二つに割ると中から湯気がふわぁ〜っと!
「紅あずま」という種の薩摩芋らしく、安納芋より蜜度が高く、しっとりとした食感で食べていると手が蜜でベトベトになります。
ちょうど空腹の時間帯だったので、患者さんの予約の合間にスタッフみんな、口の中に頬張ります。
「至福のひととき!(^^)!」 

最近、寒さが身に沁みます。
皆様も体調管理をしっかりと!風邪を引かないようにしてくださいね。

院長。。
 
[ 2012.2.6(月) ]
 
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「バクテリアセラピー」についての続き(最終回)。

5回にわたり「バクテリアセラピー」について紹介してきました。

当医院では「バクテリアセラピー」の一環として、
医療と福祉の先進国スウェーデンのバイオテクノロジー企業・BioGaia社の
「Prodentis」というミント味のタブレットと、「Child Health」というストロベリー味のお子様向けタブレットを販売しております。
どちらも、母乳由来の乳酸菌L.reuteri Prodentis(L.ロイテリ菌・プロデンティス株) が含まれており、1日1錠、ゆっくり舐めながら召し上がります。
もともと母乳に含まれてるため、新生児の腸内に最初にコロニーを作り、消化器全体に強固な体内常在菌環境を形成すると考えられています。
また、ロイテリンという天然免疫物質を出して免疫力を強化する作用があるそうです。
価格は10錠 ¥1,050(税込み)。30錠 ¥3,150(税込み)です。
Sampleも用意してありますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。

L.ロイテリ菌のさまざまな研究成果として
・歯周病菌の発育抑制。
・虫歯菌(ミュータンス菌)の発育抑制。
・中等度、重度歯周病のの緩和。
・歯垢(プラーク)の形成を抑制。
・ピロリ菌増殖抑制および抗生剤治療副作用改善。
・乳幼児アトピー性皮膚炎、疾患面積の縮減。
・乳幼児アトピー性皮膚炎、発症リスクの低減。
・乳児「夜泣き」の改善。
・細菌感染症疾患(発熱・下痢・呼吸器疾患)の発症を抑制。
・ヒト母乳の乳質改善。
などが確認、報告されております。
当医院の「バクテリアセラピー」の目標としても上記の事を掲げております。

新しいスウェーデン生まれの予防医学。
皆様に是非、お勧めします。

院長。。
 
[ 2012.2.4(土) ]
 
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「バクテリアセラピー」についての続き(4回目)。

こんな考え方もあります。

『どろんこ遊びは元気の素?』
「大手メーカーの派手な宣伝の影響で日本は異常なまでの除菌ブームです。しかし、多くの専門家はただの気休め程度でしかないといいます。目に見えない細菌は空気中にたくさん漂っているからです。また除菌をすれば良い菌までも死んでしまいます。清潔すぎる環境では善玉菌も住みにくいのではないかと考える専門家も多いのです。子供の頃から細菌が多い環境で生活している途上国の人たちは、先進国に人と比べてアトピーや花粉症の患者数が少ないといわれています。実際に泥んこ遊びや川で泳いで遊ぶ機会が減った現代の日本は、アレルギー患者数が増えています。細菌の多い環境で生活していると、自然と善玉菌が増えて悪玉菌と戦う抵抗力を高めていくと考えられています。菌を避けて生きることは不可能です。菌を避けるのではなく、たくさんの善玉菌と共存共栄し悪玉菌を寄せ付けないようにすることが大切なのです。」

納得のいく文献です。

院長。。
 
[ 2012.2.3(金) ]
 
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「バクテリアセラピー」についての続き(3回目)。

「体の中にはこんなにたくさんの菌が住んでいる!」

人の体の中には重さにして約2sの菌が住んでおり、これは大型ペットボトル1本分に匹敵します。この菌たちを「人体常在菌」と呼び、体内に約500兆個、表皮には1cu当たり約3億個の菌が住んでいるといわれています。体の中で最も大きな臓器といわれる肝臓でも、重さは約1s〜1.5sです。体内にこれだけたくさん住んでいるという事は、人の体にとって菌は重要な働きをしていると考えられます。

人体常在菌には大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類あります。善玉菌は乳酸菌や納豆菌などのように人の体に有益な働きをする菌、悪玉菌はピロリ菌や歯周病菌、食中毒原因菌など人体に害を及ぼす菌、日和見菌は普段はどちらでもないのですが、体調によっては良い働きをしたり、体調が悪かったり免疫力が下がったりした時には、害を及ぼすこともあります。

人の体の中に住んでいる善玉菌の主な働きは、悪玉菌やウイルスと戦ったり、栄養を作ったり、健康を維持するための大切な働きをします。
例えば…
「口」には、唾液サリバリウス菌など(約100万〜1億個/ml)が歯周病菌の増殖を抑制します。
「乳房」では、L.ロイテリ菌が免疫物質分泌促進をします。
「表皮」では、表皮ブドウ球菌など(約3億個/cu)が皮脂を食べて酸を産生し、表皮を弱酸性に保ちバリア機能を維持します。
「生殖器」は、ビフィズス菌などが膣内バリア機能を維持。
「胃腸」では、ビフィズス菌、非病原性大腸菌など多数常在(約100種100兆個)しており、栄養分解や生成を行ないます。

たくさんの善玉菌と共存共栄するために「バクテリアセラピー」という手法をお勧めします。

院長。。
 
[ 2012.2.2(木) ]
 
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「バクテリアセラピー」についての続き(2回目)。

最近、「お口の中が気になる」「お腹の調子が悪い」「身体がなんとなくだるい」など、
理由が解らず、なんでだろう?と疑問視する方も多いのでは・・・

それはあなたの「菌質」のせいかもしれません。

現代人はストレスの多い生活や運動不足、薬の過剰摂取などで善玉菌が減少しています。
そのため、悪玉菌がはびこりやすい体質になってきています。
その原因には「精神的なストレス」「過度な除菌」「薬の過剰摂取」「運動不足」などが挙げられます。

菌のバランスが崩れると、「お口の病気やお悩み」「アレルギーの症状」「胃や腸の調子が悪い」「身体の調子が悪い」など、このようなトラブルが!
人の体に住んでいる菌のバランスが悪いと、様々な病気を引き起こすことがあります。
逆に菌のバランスが良いと、発症リスクは大きく下がると考えられています。

定期的にプロバイオティクス(消化や免疫で役に立つ善玉菌の総称)を補給するだけではなく、ストレスの原因を無くしたり発散する方法を見つける、食事・睡眠・運動・休息の規則正しい生活習慣も大切です。
正しい生活を送るなど善玉菌が増えて定着しやすい環境を作ってあげることも必要です。体内で育て「育菌習慣」を身につけましょう。

院長。。
 
[ 2012.2.1(水) ]
 
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「今年こそ、ブログを沢山書くぞ!」と思いつつ、既に2月・・・
今年もベーシックは勿論、様々な分野と知識を得ようと思っております。

最近、気になっているのが「バクテリアセラピー」というスウェーデン生まれの新しい予防医学。
そこで、5回に分けて紹介したいと思います。

まずは、「バクテリアセラピー」とはどういったものかと言うと、
予防歯科先進国スウェーデンで新しく誕生した予防医学で、人体常在菌の適切な管理とバランスの健常化によって、善玉菌を「選んで」「育てて」「菌質を改善する」ことで健康維持につなげようというまったく新しい手法です。

「セラピー」とは心や体を元気にしたり、リラックスさせる方法のことです。例えば、アロマセラピーやアニマルセラピーがその1つです。

スウェーデンは医療と福祉の先進国です。医療費は税金や国庫負担で多くを賄っています。医療費負担を抑えるためには病気になるのを防ぐことが重要です。そのためスウェーデンでは病気を未然に防ごうと予防医学が発展しています。

体の中にいる菌(人体常在菌)には大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類があります。通常はバランスを保っているのですが、体調を崩したり、ストレスで免疫力が低下すると悪玉菌や日和見菌の影響を受けやすくなってしまいます。
そこで考え出されたのが「バクテリアセラピー」。悪玉をやっつけて無くすのではなく、体に必要な善玉菌をチョイスして、それを体内で育てて増やし、善玉菌優位な環境を作ろう!というスウェーデン生まれの新しい考え方です。

「バクテリアセラピー」の3大特徴として
@効果の持続性 ・善玉菌を増やして体質の改善を目指す。 ・体内菌バランスを整え、悪玉菌を抑制する。

A耐性フリー・ 悪玉菌に善玉菌を対抗する方法なので、薬のように悪玉菌が善玉菌に対して体制を持つことが少ないと考えられる。

B安心安全 ・ヒト由来の善玉菌なので体に定着しやすい。 ・お子様からご年配の方、妊娠中の方まで安心して摂取できます。

現代人はストレスの多い生活や運動不足、薬の過剰摂取などで善玉菌が減少しています。定期的にプロバイオティクス(消化や免疫で役に立つ善玉菌の総称)を補給する事により善玉菌を育菌し健康維持につなげます。

院長。。